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当山の文化財

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光明寺書院(国指定登録有形文化財)

時代:明治時代

造平屋建

瓦葺

建築面積222㎡

小田原御用邸の常宮御座所を移築したもの。入母屋造、桟瓦葺で12畳2室、10畳2室を田の字に配し、南側の1間幅の畳廊下は居室に取り込まれています。南北に板縁、東西に1間幅の畳廊下がつき、近代和風の宮廷建築として貴重なものです。設計は宮内省内匠寮の鵜飼源三郎によるものです。

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木造菩薩立像(横浜市指定文化財)

時代:平安時代中期

像高:101.5㎝

カヤ、一木造り、素地。


本像は全容をカヤの一材から彫り出し、内(うち)刳(ぐ)りもほどこさない一木造りの像です。奥行き豊かな体躯(たいく)や大腿部(だいたいぶ)を大きくとって膝をゆるめる立ち姿にも、平安時代初期の彫刻を思わせる風格があります。しかし、なだらかな肉取りや浅く整えられた衣文の彫り方から、10世紀末頃の製作とみられます。像の整った形からみて、中央、近畿地方で製作されたものと思われます。

尊名は不詳ですが、三尊像の脇侍(きょうじ)の1躯であった可能性があります。

伝来は不明ですが、横浜市内に現存する木彫像としては最古の作例に属するものとみられます。

右腕のすべて、左肘先を失っていますが、古代彫刻ならではの充実した存在感があります

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木造地蔵菩薩坐像(横浜市指定文化財)

時代:江戸時代

像高:220㎝

光明寺地蔵堂の本尊で、丈六の坐像です。この大きさの坐像は神奈川県内でも本像を含め二体しか確認されず、希少性の高い仏像です。

また国の認定重要美術品である長野善光寺の銅造地蔵菩薩坐像(通称「ぬれ仏」)の原型の可能性が指摘され、造像技法史上の問題を考察する​ためにも極めて重要な文化財と位置付けられています。

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